合衆国が世界保険機構の定めたBSE向けガイドラインを相変わらず無視 世界保険機構がBSE、すなわち狂牛病の人間への拡大を防ぐために策定している4つの具体的な勧告をアメリカ合衆国は全て無視しています。牛の脳への検査は不適格でおそらく何百ものBSEを見逃し、さらにスポンジ状脳障害になった人の脳への検査も不適格で何百のヤコブ病を見逃しています。そして新しい研究ではとヤコブ病感染のうちいくらかがBSEに感染した牛を食べる事により発症している可能性が示唆されました。 アメリカ合衆国が世界保険機構および国連の食糧農業機構のガイドラインに従い、さらに屠殺場からの廃物や血液、排泄物(=肉骨粉?訳者)を家畜に与える事の全面禁止や、狂牛病全般に対して検査の強化など、ヨーロッパで証明された科学的措置を取るまでは、アメリカの食料供給の安全性には疑問が残るでしょう。(2004年1月23日) Michael Greger氏の文章より翻訳引用(引用元にもっと詳しいPDFあり)